December 2008 Archives

(本調査は、HDEが非公式に、毎月20日頃に日経225採用銘柄のドメインに対し、SPFレコードが設定されているかどうかを独自調査し、主要企業の対応動向を毎月レポートするものです)
 2008年12月19日時点での日経225採用銘柄におけるSPFレコード登録の状況は、全体で39件となりました。11月時点の38件から1件の増加となり、設定率は17.3%となっています。

20081219_225spf.png

<主なトピックス>
・太平洋金属株式会社が新しくspfレコードを登録(~all)。
・その他の変更はありませんでした。
・日経225の銘柄入れ替えはありませんでした。

<感想>
10,11月が変化なしだったので、今月も変化なしだったらどうしようと思ったのですが、1件増加しました。訳もなくちょっとうれしいです。
今年を振り返ると、昨年12月が30件、今年12月が39件ということで、年間で9件増加しました。

2008年11月の調査
2009年1月の調査

loggingモジュールのあれこれ

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Pythonのloggingモジュールについては過去の記事で書かれていますが、その後の勉強でいろいろと分かったことがありました。

多少ハマってしまったこともあったため、ここにまとめてみたいと思います。

1.設定ファイルの作り方
2.設定ファイルで設定してみる
3.設定ファイルを書くときの注意
4.おまけ

HDEラボの桜井です。
今年も残り半分ですね。
余談ですが、今年は台風が一度も上陸しなかった年だそうです。

で、ちょっと軽い小ネタをひとつ。

最近はもっぱらTwistedを使った開発が多いので、思い切ってRPM化しようと考えてまして。
そうしたらちょっとしたことでできてしまうんですね。
コツもあるので、簡単に説明します。

#もしPython業界で常識だったらすいません

Python 2.5から、ctypesというライブラリが標準ライブラリに追加されました。このライブラリは、Cの関数をPython用にラッピングしてくれるライブラリで、PythonからCのライブラリ(.soとか.aとか.dllとか、環境による)中の関数を「直接」呼び出すことができます。

似たような仕組みには、SWIGや、PythonのC拡張モジュールなどがありますが、ctypesはそれらの仕組みと比べ、圧倒的に手軽なのが売りです(だと思います)。

たとえば、Python 2.5以上であれば、インタラクティブモード上で、

>>> from ctypes import *
>>> libc = CDLL("libc.so.6")
>>> libc.puts("hello ctypes")
hello ctypes
13

のように、いきなりlibcのputs関数を呼び出すことができます(インタラクティブモードなので、戻り値の「13」が表示されています)。

端末の背景色を黒などの暗い色にしていると、lsコマンドでのディレクトリ表示が青で見づらいと思った方もいると思います。
ちょっと前まではディレクトリもファイルも同じ色で表示されてましたが、最近ではlsにalias ls='ls --color=tty'のようなエイリアスがあらかじめ設定されていて、lsコマンドの出力に色がついていることが多いです。
そこで今回はlsコマンドの配色をカスタマイズしてみたいと思います。

ls_color.jpg

HDEラボの桜井です。
もう師走ですけど、みなさん忙しく開発してます?
私は開発環境が復旧不能で再構築中ですけど、そんなときにちょうどいい仮想化を取り上げたいと思います。

kvmは、Linuxカーネル2.6.20から標準で搭載されている仮想化技術です。
今回は、kvm+qemuで手軽に仮想マシンを作ってみるわけです。

さっそく、レシピを。

・CentOS-5.2
・kmod-kvm、kvm、qemuパッケージ(とこれに依存するもの、自分はyumで入れました)
・VNCviewer(今回は仮想マシンのGUIを表示するために使いますので、kvmが入っているサーバとは別のクライアントに導入しておきます)

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