Twistedに挑戦(インストールするゼ)

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HDEラボの桜井です。
もう10月、ラボをはじめて半年以上過ぎましたね。
相変わらず新しい製品企画を考えたり、実際開発したりの毎日です。

ところで、Twistedというイベント駆動型のPythonで書かれたネットワークライブラリ(本家ではネットワークエンジンと表現されていますが)をご存知でしょうか?
身近?なところではBitTorrentなんかで使われています。

Twisted公式サイトはこちらです。

Twistedを使うと、結構簡単にネットワークアプリを作ることができます。
これから数回(回数は決めてませんが)、Twistedを使ったサンプルや導入方法などを書いていこうと思います。
まず、自分の環境はこんな感じです。

・CentOS 5.2(x86_64)
・Python 2.4
・gcc 4.1.2

それから、次のライブラリが必要です。
・Zope Interface
こちらから

まずは、Zope Interface から導入します。
$ wget http://www.zope.org/Products/ZopeInterface/3.3.0/zope.interface-3.3.0.tar.gz
$ tar zxvf zope.interface-3.3.0.tar.gz
$ cd zope.interface-3.3.0
$ python setup.py build
$ sudo python setup.py install

次に、公式サイトからTwisted-8.1.0をダウンロードして導入します。
$ wget http://tmrc.mit.edu/mirror/twisted/Twisted/8.1/Twisted-8.1.0.tar.bz2#md5=a575f29ead4cc02c54e9061d0e6ac7c3
$ tar jxvf Twisted-8.1.0.tar.bz2
$ cd Twisted-8.0.1
$ python setup.py build
$ sudo python setup.py install
これでひとまずTwistedがインストールされました。 簡単なサンプルで確認してみましょう。 静的なHTMLファイルを表示するだけの簡易Webサーバです。
from twisted.web import server,static
from twisted.internet import reactor

toplevel = static.File("/var/www/html")
site = server.Site(toplevel)
reactor.listenTCP(10080, site)
reactor.run()

これでTCP10080番ポートへアクセスすると、"/var/www/html"以下にあるHTMLファイルを表示でします。
今後、少しずつ調べながら連載していこうと思います。

夜露死苦

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This page contains a single entry by Takeshi SAKURAI published on October 16, 2008 11:29 AM.

多段の中間CA証明書作成 -動作検証編- was the previous entry in this blog.

TwistedからPostgreSQLに接続するゼ is the next entry in this blog.

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