お久しぶりでございます。
久々に記事を書こうと思ったら最後に書いたのは6ヶ月前でした。
ログインのパスワードまで忘れている始末。再設定いたしました。
これに懲りて、パスワードを忘れない程度には書いていきたいと思う所存です。
さて、6ヶ月ぶりの投稿ですから、今まで取り上げてなかった新しいことでも書いてみようかと思います。
例えば、関数型言語などいかがでしょうか。
久々に記事を書こうと思ったら最後に書いたのは6ヶ月前でした。
ログインのパスワードまで忘れている始末。再設定いたしました。
これに懲りて、パスワードを忘れない程度には書いていきたいと思う所存です。
さて、6ヶ月ぶりの投稿ですから、今まで取り上げてなかった新しいことでも書いてみようかと思います。
例えば、関数型言語などいかがでしょうか。
先日、弊社会議室を会場にScalaの勉強会の第1回目が行われました。
オライリーさんが公開しているProgramming Scalaの本を読んでいこうという趣旨の勉強会です。
開催当日に知り、飛び入り参加してきました。
USTREAMでの配信も行なわていましたので、会場に行けなくても参加できるようです。
この勉強会は毎週水曜日に行なわれるそうです。興味のある方は参加されてはいかがでしょうか。
Twitterのハッシュタグは #rpscala です。
また、この勉強会で講師をされた鹿島さんは、以下のサイトでも今回の勉強会について書かれています。
http://el.jibun.atmarkit.co.jp/kaigaiengineer/2010/08/programming-sca.htm
一回目はScalaの特徴を知る回でした。
大きな特徴としては以下の3点を上げることができると思います。
1. 関数型言語の要素を持っている
一度代入したら、値を変更することができない変数がある、関数を受け取り、関数を返す関数を書けるといった、関数型言語の特徴を持っています。
2. オブジェクト指向言語である
PythonやJavaのようにオブジェクトを作り出すためのクラスを定義したり、それを継承したりといった
オブジェクト指向言語でもあります。
3. Javaや.NETのライブラリを扱える
Javaや.NETで開発をしてきた方は、これまで作ってきたものをScalaでも使えるようです。
関数型言語もJavaも触ってこなかった私としては、この特徴はScalaを勉強していく上でプラスになるのか、はたまた足を引きずられることになるのかわかりませんが、この勉強会に参加していきたいと思います。
ところで、一回目の勉強会のときには処理系をインストールしていませんでした。今後、コードを触る機会があるでしょうから処理系のインストールをしたいと思います。
CentOS5.5 32bitへScalaをインストールします。
/usr/local の下に置いてみましょう。
1.パッケージのダウンロード
まずはScalaのパッケージをダウンロードします。
2010/09/01時点での最新版はscala-2.8.0.final.tgzのようですのでこれを手に入れます。
http://www.scala-lang.org/downloads/distrib/files/scala-2.8.0.final.tgz
# wget http://www.scala-lang.org/downloads/distrib/files/scala-2.8.0.final.tgz
2. 解凍、リネーム
取ってきたアーカイブを解凍するとscala-2.8.0.finalというディレクトリが出来ていると思います。このディレクトリを環境変数に設定する必要があるのですが、新しくなるたびに設定するのは面倒なのでこれにシンボリックリンクをはります。
# tar zxfv scala-2.8.0.final.tgz
# ln -s scala-2.8.0.final scala
3. JDKアップデート
Scalaの起動にはjava-1.6.0-openjdkが必要になります。
バージョンが低いと
Exception in thread "main" java.lang.NoSuchFieldError: field java.math.MathContext.UNLIMITED was not found.
と表示されました。この表示で止まってしまった場合はJDKをアップデートしてみてください。
# yum install java-1.6.0-openjdk
4. 環境変数設定
SCALA_HOMEを新しく設定し、その下にあるbinディレクトリをPATHに追加します。
今回は/usr/localにインストールしますが、それ以外の場合はお好みのディレクトリに読み替えてください。
# export SCALA_HOME=/usr/local/scala
# export PATH=$PATH:$SCALA_HOME
exportしただけでは次回起動時に反映されないため、.bashrcへも同じ記述をしておきましょう。
5. 確認
インストールが正常にできたか確認しましょう。インタプリタを起動してみます。
# scala
Welcome to Scala version 2.8.0.final (OpenJDK Client VM, Java 1.6.0_0).
Type in expressions to have them evaluated.
Type :help for more information.
scala>
上記のように表示されればインタプリタが起動しています。終わらせるときは
scala> exit
と打ち込むことで終了します。
これで勉強を進める環境ができました。
Windowsをお使いのかたは、EclipseとNetBeansにそれぞれプラグインが用意されています。
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