今回使用する機器/ソフト一覧
- サーバー(1U) : poweredge 1950(以下イニシエータもしくは、サーバー)
- OS : CentOS 5.1
- iSCSI(2U) : BUFFALO TS-RI4.0TGL/R5(以下target)
- サーバー(1U) : poweredge 1950(以下イニシエータもしくは、サーバー)
- OS : CentOS 5.1
- iSCSI(2U) : BUFFALO TS-RI4.0TGL/R5(以下target)
なにはともあれtargetの設定です。
電源/LANを設置し、付属のCDからtargetに対して接続(Windowsのみ対応)を行いセットアップします。
セットアップ終了後、WEB管理UIから操作を行います。(http://{FQDN or ipaddr}/)
今回は以下の設定を行いました。
1. RAID 01で設定(デフォルトはRAID5なので削除してから作成してください。マニュアルに詳しく書いてあります)
2. IPアドレスは固定
WEB管理UIからiSCSIを起動したのち、イニシエータの設定を行います。
OSはデフォルトインストールでかまいません。
以下のパッケージが必要ですのでYUMで入れましょう。
インストール完了後以下の設定ファイルを修正しましょう。
ファイル : /etc/iscsi/initiatorname.iscsi基本的には、targetに接続するイニシエータの中でユニークであればいいのでなんでもOKです。
次にサーバーのiscsiを起動します。
イニシエータからtargetへの接続を行います。
targetの接続一覧を表示します。
ログインします(targetで認証等を設定しているとパスワード等を聞かれます。)
ここまでで /dev/sdb が認識されているはずですので、次にLVMを設定を行います。
fdiskコマンドでLVMパーティションを作成します。
次にPVを作成します。
sdbのPVを表示します。
PVの一覧を表示します。
VGを作成します。
VGの再作成を行います。
VG情報の表示を行います。
VGの一覧表示を行います
LVの作成を行います(今回はiscsiが1.8TBで作成しています)
LV情報の表示を行います。
LVの一覧表示を行います
作成したLVMにパーティションを作成します。
ファイルシステムの設定変更(時間依存のチェックを行わないようにする)
ここまででLVMの設定はおわりです。
あとはマウントするとしよう可能になります。(マウント先は /mnt/iscsi/ とします。)
自動マウントをしたい場合は /etc/fstab に以下の行を追加します。
マウントが出来ているか確認します。
以上で設定は終わりです。
次回この環境のパフォーマンス検証を行ってみたいと思います。
PS : イニシエータ側のOSを入れ替える等の作業を行うと、LV(LVM)がACTIVEならないので、そのときは以下のコマンドで再ACTIVEできます。
電源/LANを設置し、付属のCDからtargetに対して接続(Windowsのみ対応)を行いセットアップします。
セットアップ終了後、WEB管理UIから操作を行います。(http://{FQDN or ipaddr}/)
今回は以下の設定を行いました。
1. RAID 01で設定(デフォルトはRAID5なので削除してから作成してください。マニュアルに詳しく書いてあります)
2. IPアドレスは固定
WEB管理UIからiSCSIを起動したのち、イニシエータの設定を行います。
OSはデフォルトインストールでかまいません。
以下のパッケージが必要ですのでYUMで入れましょう。
・パッケージ : iscsi-initiator-utils ・YUMコマンド : yum -y install iscsi-initiator-utils
インストール完了後以下の設定ファイルを修正しましょう。
ファイル : /etc/iscsi/initiatorname.iscsi
-- InitiatorName=iqn.1994-05.com.redhat:9bf5624b10be ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ InitiatorName=iqn.{日付}.{ドメイン名を反対順で}:{ホスト名} --
次にサーバーのiscsiを起動します。
コマンド : /etc/init.d/iscsi start
イニシエータからtargetへの接続を行います。
# iscsiadm --mode=discovery --type=sendtargets --portal=192.168.0.254 192.168.0.254:3260,1 iqn.2004-08.jp.buffalo:HOGE-000000000000:foo-storage
targetの接続一覧を表示します。
# iscsiadm -m node 192.168.0.254:3260,1 iqn.2004-08.jp.buffalo:HOGE-000000000000:foo-storage
ログインします(targetで認証等を設定しているとパスワード等を聞かれます。)
# iscsiadm -m node --targetname iqn.2004-08.jp.buffalo:HOGE-000000000000:foo-storage --portal 192.168.0.254:3260 --login Login session [iface: default, target: iqn.2004-08.jp.buffalo:HOGE-000000000000:foo-storage, portal: 192.168.0.254,3260]
ここまでで /dev/sdb が認識されているはずですので、次にLVMを設定を行います。
fdiskコマンドでLVMパーティションを作成します。
# fdisk /dev/sdb > p p 領域番号 (1-4): 1 領域番号 (1-4): 1 最初 シリンダ ..... defaultでよいのでEnterを押してください。 終点 シリンダ ..... defaultでよいのでEnterを押してください。 >t Partition number... 1でEnterを押してください。 16進数コード... 8e # Linux LVMは8eです。 > p 一覧が表示されます。 >w # 設定がOKならば w を押して書き込んでください。
次にPVを作成します。
# pvcreate /dev/sdb
sdbのPVを表示します。
# pvdisplay /dev/sdb
PVの一覧を表示します。
# pvs
VGを作成します。
# vgcreate {VG Name} /dev/sdb
VGの再作成を行います。
# vgscan
VG情報の表示を行います。
# vgdisplay {VG Name}
VGの一覧表示を行います
# vgs
LVの作成を行います(今回はiscsiが1.8TBで作成しています)
# lvcreate -L 1.8T -n {LV Name} {VG Name}
LV情報の表示を行います。
# lvdisplay /dev/{VG Name}/{LV Name}
LVの一覧表示を行います
# lvscan or lvs
作成したLVMにパーティションを作成します。
# mke2fs -j /dev/{VG Name}/{LV Name}
ファイルシステムの設定変更(時間依存のチェックを行わないようにする)
# tune2fs -i0 -c0 /dev/{VG Name}/{LV Name}
ここまででLVMの設定はおわりです。
あとはマウントするとしよう可能になります。(マウント先は /mnt/iscsi/ とします。)
mount /dev/{VG Name}/{LV Name} /mnt/iscsi/
自動マウントをしたい場合は /etc/fstab に以下の行を追加します。
/dev/{VG Name}/{LV Name} /mnt/iscsi ext3 _netdev 0 0
マウントが出来ているか確認します。
# df -H Filesystem Size Used Avail Use% マウント位置 /dev/mapper/VolGroup00-LogVol00 151G 2.2G 141G 2% / /dev/sda3 104M 19M 81M 19% /boot tmpfs 2.2G 0 2.2G 0% /dev/shm /dev/{VG Name}/{LV Name} 2.0T 206M 1.9T 1% /mnt/iscsi
以上で設定は終わりです。
次回この環境のパフォーマンス検証を行ってみたいと思います。
PS : イニシエータ側のOSを入れ替える等の作業を行うと、LV(LVM)がACTIVEならないので、そのときは以下のコマンドで再ACTIVEできます。
vgchange -ay
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