みなさんは何らかの方法で人と関わりながら仕事をしているかと思います。
特に我々HDEでは、開発するときはほぼ必ずチームを組んで仕事をしています。
しかし、面白いことを考える人種の多い開発者たちは、協調性に欠けたり密なコミュニケーションをとるのがあまり得意ではない場合も多いです。
そこで、どうやってこのチームを盛り上げていくか、実際に取り組んでいることをご紹介したいと思います。
1. ランチは一緒に行く
まず、「同じ釜の飯を食う」ではないですが、一緒にランチをすることを最初にやってみました。
昔は「飲ミニケーション」というように、仕事終りに一杯ひっかけるのが多かったようですが、今は一緒に飲みに行くなら友達の方が楽しいに決まっています。そこで、コミュニケーションの場として勤務中のランチタイムを利用するのです。
仕事のアイデアや改善、個人的な問題や、本当にどうでもいいような話題やら、案外話は尽きません。
そうしながら、それぞれの性格や適正を把握したり、どうしたらより良く楽しく仕事できるかを個々に考えることができます。
ついでに、メンバーの好き嫌いの把握や空いてる時間帯の取りまとめなどは、飲み会の幹事の練習にもなります。
まあ、今では常に10人近い人数での移動で、渋谷のようなランチで込み合うエリアでは苦労も多いのですが...。
2. 若者にリーダを任せる
やはり仕事は責任を持ってやる方が断然燃えます。(そうじゃない場合も多々ありますが)
製品開発で責任を持たせるということは、やはり「開発リーダに任命すること」に尽きます。
リーダは、次の仕事をこなさなければなりません。
・企画書、設計書の作成(もしくはこれらの指示と管理)
・スケジュールの予定立案と予実管理
・開発、試験の指示
・必要なら自分でも開発、試験
・参加メンバーの問題解決の手助け
・プロモーションの案
などなど...。
実際の例では、新卒の方に配属半年で開発リーダを任せてみました。
彼の担当している製品はめでたく今月末に発売となりますが、なんだかんだとほぼ予定通りに行きました。
しかし、任せる際にとても重要なことがひとつだけあります。
それは「何かあったら俺がケツを持つ」というマネージャ、上司の覚悟です。
この覚悟なしにリーダを任せるのは、ただの丸投げで責任回避しているだけですし、その空気は任せられる側に確実に伝わります。
この方法は、実は自分が一番試練だったりするのです。
これが出来るかどうかで、任せる側、任せられる側ともに、上司に向いているかどうかがはっきりとわかります。
以上が、今のところご紹介できる取り組みですが、マネージャや監督者のちょっとした参考になればと思います。
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